ED治療薬と言うと、代表的なものにバイアグラ、続いてレビトラ、後発品のシアリスがあります。それぞれ即効性のあるものや持続時間の長いものなど、効果・特徴に違いがあり、服用方法も異なりますのでよく確認してから飲むことが重要です。とくに初めてED治療薬を試す場合は、サプリメントと同じような感覚で飲んではいけません。

正しく服用しなければせっかくの効果が半減してしまうどころか、健康を害する恐れもあるのです。このページでは、シアリス服用時の食事のとり方について説明していきますので、是非参考にしてください。

シアリスは食事の影響を受けにくい

シアリスの優れている点は、バイアグラやレビトラの服用時のネックであった、『食事による影響』をおおむねクリアしているところです。バイアグラとレビトラを服用する際は食事を腹7分目に抑え、さらに食後2~3時間空けないと薬の効果が半減してしまいます。また、食事内容が脂質の多いものであった場合、全く効果が出ないこともあるのです。デートでは食事に行くことも多いですので、バイアグラやレビトラ利用者は服用のタイミングを合わせるのに苦労するはずです。

しかしシアリスは、比較的食事の影響を受けにくい薬です。実際に、成人男性が脂質の多い食事をとった後にシアリスを服用したところ、それほど効果が半減することはなかったという結果が出ています。

ただし、いくら食べても完全に食事の影響がないわけではありません。空腹に近い状態の方が確実に効果を実感できることは確かですし、食後にシアリスを服用する場合、食事のカロリーを800kcal以内に抑えた方がいいと言われています。
一番失敗しない方法は、デートの前に服用しておくことです。シアリスは一度身体に吸収されれば、後で食事をしてもさほど影響を受けません。服用のタイミングを心配して心因性のEDを悪化させることもありません。ただし、シアリスの服用後、その成分が吸収されるまで30分は待ってから食事をとるようにしましょう。と言っても、自宅で服用してからデートをし、最後に食事をする流れにすれば、無理なく1~2時間は経過しますので難しく考える必要はありません。

シアリス服用時の食事のタイミングおさらい

■食前の場合

シアリス服用→薬の成分を吸収されるまでに最低30分待つ→食事

■食後の場合

800kcal以内の食事→シアリス服用

シアリスは、バイアグラやレビトラのように即効性はなく、服用後3時間程度待たなければ効果が出てこない、効き目のゆるやかな薬です。上記の服用のタイミングから逆算すると、夜からのデートの場合には自宅で服用し、デートをしてから食事。昼からのデートの場合には二人で軽い昼食をとり、シアリスを服用、そこからデートするという流れが自然です。

アルコールも摂取可能

シアリスは、アルコールの影響を受けにくいです。適量のアルコールには精神を安定させる作用があり、リラックスできますので、緊張しやすい性格の人は、シアリスの服用に合わせてむしろ少量のアルコールを摂取すると良いでしょう。
しかし、飲み過ぎは禁物です。普段からお酒を飲んでいる人ならおわかりの事と思いますが、お酒を飲み過ぎると意識がぼんやりし、神経の伝達に支障をきたします。すると性的刺激を感じにくくなり、勃起力の低下につながります。何事もほどほど、という意識を持ちましょう。

グレープフルーツには注意

シアリス服用時に気をつけなければいけないのがグレープフルーツです。グレープフルーツにはフラノクマリンという成分が含まれており、これがシアリスの成分を体外に排出するのを邪魔してしまいます。そのため、シアリスの主成分が体内に多く残ってしまいます。
「主成分が体に残るのなら、効果が長持ちしてむしろ良いのではないか?」と考える人もいますが、本来の持続時間を超えて効果が出続けるということはその分副作用の危険性も増すということです。シアリスの副作用で多いとされるものは、頭痛、めまい、消化不良、鼻づまりなど軽度なものがほとんどですが、まれに重度な副作用が出ることがあります。
なお、ボンタン、ザボンといった柑橘類にも同じ成分が含まれていますので気をつけてください。

800kcalの食事とは?

シアリス服用時の食事は控えめに、という話で800kcalを一つのボーダーラインにしましたが、ダイエットや健康維持に気を遣っている人でない限り、どれくらいの量の食事なのか想像がつかないでしょう。誰でも覚えやすい目安としては、ハンバーガー1個や牛丼1杯、たこ焼き1人前など、一品料理なら大抵は800kcalにおさまります。
ただし、ファストフードでサイドメニューをつけたり、定食屋でご飯とみそ汁をセットにしたりしてしまうと簡単にオーバーするkcalです。体格の良い男性ですと少ない、足りないと思われるかもしれませんが、全く食べられないということではないので、自制はしやすいと言えるでしょう。どうしてもたくさん食べたい場合は先にシアリスを飲んで、30分以上時間を置いてから食事してください。

効果が弱いと感じたら?

シアリスの服用を続けていると効き目が弱まってしまったと感じる人がいるようですが、シアリスを継続して服用しても耐性はつきません。ですから、明らかに効果を感じられなくなった場合は、高血圧や糖尿病など、EDを併発する病気が見えないところで進行しているというサインかもしれません。その場合は速やかに医療機関を受診して、原因を確かめましょう。

シアリスが人気の理由

シアリスはバイアグラ、レビトラに続く後発医薬品として開発されたため、それまでのED治療薬のデメリットをうまくカバーしています。即効性ありませんが、効果のピークは1~8時間にも及び、とくに服用の前後に食事ができることは薬を選ぶうえで大きなポイントです。副作用も弱く、総合的に見て心にも体にも良い影響を及ぼす薬としてシアリスは圧倒的な人気を誇っているのです。

食事に関する自由度は高いが油断は禁物

シアリスと食事の関係について解説しました。意外にも制約が少ないことに驚いたのではないでしょうか。性行為に及ぶタイミングというのは1人で勝手に計画できるものではなく、パートナーとその場の流れがあってのものですので、効果持続時間が長く、食事の影響も受けにくいシアリスはとても心強い味方になることでしょう。
しかし、自由度が高いからと言って油断のしすぎは禁物です。とくに、服用に慣れてくると「もう少し食べても大丈夫」「もう少し飲んでも大丈夫」と自分を甘やかしてしまいがちです。そうなると期待する効果が得られず、せっかくの機会を逃してしまうかもしれません。ED治療薬を服用する時は、専門医から正しい使い方を教わりましょう。

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