レビトラジェネリックは、正規品と比べると安価で入手しやすいです。ですが、安いとい理由だけで服用すると、思わぬ落とし穴にはまってしまいます。非正規のレビトラジェネリックがもつ危険性と、そのリスクを考慮すると実はそんなに安くないということをご説明します。

日本でレビトラのジェネリックは流通していない

そもそも、レビトラには正規のジェネリックが存在しません。なぜなら、日本国内ではレビトラの特許がまだ続いているからです。
ジェネリック医薬品は、20年の特許期間が終了して初めて正規と同じ成分の薬品を用いて製造できます。レビトラは、有効成分のバルデナフィル塩酸塩水和物の物質特許と突起不全改善効果の用途特許がまだ満了していません。

レビトラの特許満了はもうすぐ

2018年3月現在では国内にレビトラのジェネリック医薬品はありません。ですが、いずれは特許も満了を迎え、リーズナブルな価格でレビトラが使用できる日は訪れます。レビトラの特許は、満了なった後、それ意向にジェネリック医薬品が流通するでしょう。

現時点での入手法と価格相場

現時点で手に入るレビトラジェネリックは、どれも海外製のもので厚生労働省から認可を受けていません。また、レビトラ正規品は1錠(10mg)あたり1,500~1,800円くらいの相場ですが、個人輸入で手に入る海外製のレビトラジェネリックの相場は1錠あたり500円以下です。

・バリフ20mg【Valif】
・ブリトラ20mg【Vilitra】
・ジマトラ20mg【ZIMATRA】
・ザビトラ20mg【SAVITRA】
・サビトラ10mg【SAVITRA】

レビトラジェネリック医薬品はその名称がレビトラと大きく異なるため、バイアグラのジェネリック医薬品と勘違いする人もいます。注意してください。

危険!個人輸入や通販で購入するリスク

レビトラジェネリックの個人輸入や通販での購入は、その安全性において問題があり、危険です。そこで、個人輸入や通販でレビトラジェネリックを購入した場合、どのようなリスクがあるのか紹介します。

詐欺業者にあたる危険性が高い

インターネット上には、個人輸入代行業やED治療薬の通販サイトが多いですが、中には詐欺行為を行なうところもあります。輸入代行業者でも見分けにくい偽物や模造品を正規品として安く販売しているのです。
2016年に大手製薬メーカーが実施した調査では、個人輸入代行や通販サイト経由のED治療薬の約40%が偽物で本物は60%という結果でした。この結果から、個人輸入代行や通販サイトを利用してED治療薬を購入することが、いかに危険であるかがわかります。

薬の品質にばらつきがある

非正規ルートで出回っているレビトラジェネリックは、品質にばらつきがあり、有効成分の含有量が多い、あるいは少ないこともあります。また、本来正規品には含まれない不純物がたくさん含まれていることも珍しくありません。
海外のジェネリック医薬品を生産する環境や設備は、日本のそれとは全く異なり衛生面でも機能面でも好ましくないところが目立ちます。しかも、中には本物に似せるためにペンキを着色料に使用する工場もあり、実際に、非正規ルートで入手したジェネリック医薬品を服用したことによる健康被害も報告されています。

未知の副作用が現れる恐れがある

海外のレビトラジェネリック医薬品に含まれる不純物は、人体に深刻なダメージをもたらす可能性が高く、不可逆的な副作用に苦しめられる可能性がありますし、最悪の場合死に至ります。海外では、実際に非正規のED治療薬を服用したことで、死亡した事例があるのです。
やっかいなことに、非正規品のレビトラで確認されている副作用と異なる症状が現れると、病院での治療も困難を極めます。個人輸入や通販で入手した未承認の薬はその配合成分や薬理作用が不明瞭で、いくら医師や薬剤師などの専門家でも、原因の特定に時間がかかってしまい、迅速な処置が施せないからです。

レビトラジェネリックは、正規品よりも安い金額で手に入れられますが、そのリスクが見合っていません。錠剤の見た目も精巧に作られており、素人目では正規品と判別がつきません。以上の理由から、非正規のレビトラジェネリックを使用してはいけません。

輸入品だと公的な救済制度が使えない理由

個人輸入や通販で入手した薬剤で健康被害を被った場合、医薬品副作用救済制度が利用できません。医薬品副作用救済制度とは、国内の病院で処方された薬を指示通り服用したにも関わらず、入院を要するほどの副作用の症状が現れた場合に、一部の給付金が支払われる制度です。
つまり、個人輸入や通販と、正規ではないルートで入手したレビトラジェネリックで副作用が現れた場合、完全に自己責任です。副作用の治療費用や通院費など、全て自己負担になってしまうため、経済的な負担が大きくなります。

安全第一!正規品でED治療すべき理由

ここまでご説明したように、日本で認可を受けていないレビトラジェネリックを安いからという理由で安易に購入すべきではありません。レビトラの錠剤そのものの作りは、極めて精巧で専門の医師でさえも判別が難しい程です。安全のためにも、専門の病院で正規に扱われているレビトラを使用しましょう。

正規レビトラ 非正規のレビトラジェネリック
価格 1錠1,500~1,800円 1錠 500円以下
副作用 ほてり、頭痛、鼻閉、動悸、消化不良、吐き気、下痢、めまい、急激な視力低下、不眠症、持続勃起症、呼吸困難、心筋梗塞、狭心症など 不純物による未知の副作用
制度利用 医薬品副作用救済制度により、治療費や通院費などが保証されるため、もしものときに安心できる 国外から非正規で取り寄せた薬は、医薬品副作用救済制度が受けられない
治療費や通院費などは、全て自己負担

正規レビトラと非正規のレビトラジェネリックを比較すると、どちらが安全かつリーズナブルか、ここまで読んだ方ならおわかりでしょう。
正規のレビトラの価格相場が1,500~1,800円に対し、非正規のレビトラジェネリックの価格相場は500円以下と3倍以上の差があります。しかし、非正規のレビトラジェネリックを使用して、もし入院するほどの副作用が出てしまった場合、その医療費はとても高くつくでしょう。
つまり、一見安い非正規のレビトラジェネリックは、リスクであふれているため、実際には高いのです。安心してED治療を続けるためにも、すこしお金を払ってでも正規のレビトラを選びましょう。

レビトラの正規品を処方してくれる病院の選び方

日本国内のクリニックには、ときどきレビトラのジェネリックを処方していることがあります。しかし、2018年3月現在、日本におけるレビトラのジェネリック医薬品は存在しないため、そのクリニックで処方を受けてはいけません。
レビトラの正規品を処方してくれる病院を選ぶためには、レビトラの正規品をクリニックに卸している製薬会社が運営するクリニック検索サイトを活用しましょう。そこで検索をかければ、レビトラの正規品を扱っているクリニックを見つけられます。

価格とリスクを天秤にかけましょう

日本では未承認の海外レビトラジェネリックは、購入価格は安いですが安全とは言い難いです。単純に、薬が自宅に届かない程度なら、その分のお金を失った程度で済みます。しかし、健康面のリスクを考慮したとき、その負担は非正規のレビトラジェネリックの方が大きいと言えるでしょう。

レビトラの特許は満了になった場合、それ以降は日本国内の製薬メーカーがレビトラのジェネリックを開発することができます。そしてそれらは厚生労働省の認可を受けて、正式なジェネリック医薬品として安い価格で流通するはずです。それまでは正規のレビトラを使用しましょう。

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